先生の夏

先生の夏

使ったもの:Gペン、透明水彩


T先生を意識して描いてみました。似てないけど…
実際はもっとイカツいし、年齢も上な感じです(失礼)

ともあれ、焼けた肌に野球アンダーウェアの先生はかっこよかったなぁ。

この絵を同封して先生に手紙、また送ろうかな(笑)
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T先生との再会

この夏、帰省したついでに、中学校の時の恩師T先生に会ってきた。
20歳の成人式のときに会って以来だから三年半ぶりかな。でも、その時は殆ど話せなかったから、実質、卒業以来はじめてしっかりと話せる機会となった。

今日はこのことについて報告しようと思う。


10年越しのラブレターという記事に詳しくは描いているが、
中学時代にお世話になったT先生に手紙を出して、しばらくしてメールが来て、そのあと、何回かやりとりして日程を詰めた。
で、お盆過ぎに会うことに!

なにしろ中学の頃、から絶大なる支持を得ていた先生なので(初恋ということにしてる)、
ひさびさに、しかもサシで話せるということでものすごく緊張してしまった…。



当日。


先生がいま勤務している中学校へ電車で向かう。
実家からそこそこ離れているし、中学時代にも部活で一回行ったことあるくらいなのでちょっと不安だったけど、
駅から難なく学校に到着。そして約束の時間である12時に。

正門からスタスタと坂をあがると左手にグラウンドが。

おお、野球部員が木陰で部活後の休憩している!
ということは、午前の部活が終わったころか。

グラウンドまで足を運ぶと、ホームベース附近に白髪の混じった短髪のユニフォーム男性の姿が。



「・・・T先生!」
「おお、ちかひらか!変わらんなァ」




そのまま、グラウンドに椅子を置いてしゃべり始めた。

先生は、昔より髪が短くなっていたし、メガネじゃなくてコンタクトレンズだったし、えらい老けたけど、
往年の気迫とか情熱はそのままだった。

ユニフォーム姿(但し、上はアンダーウェアだけ)の先生。
そうそう、先生のアンダーウェアが僕のユニフェチの原点なんだよな。
あの頃とはまるで違うアンダーウェアだけど、懐かしい。T先生のアンダーウェア。

結局、野球ユニフォームが好きなんじゃなくて、T先生が好きなんだろ!と言われても僕は否定できないですわ~。




ひととおり、お互いの近況報告を。
僕は、大学生活とか、いまの学部を選んだ理由とかについて話をした。

先生は、まだ若かったころ、全国の好きな土地で働きたかったけど合格できなくて結局地元で働くことになったことを教えてくれた。
先生が先生になる時のエピソードを聞いたことによって、
今までのような、絶対的な存在ではなくて、一人の大人として感じられたように思う。

ついでに、自衛隊に入ってたらどうなってたかなーという心残りもあるそうだ。
先生が先生じゃなかったら、というもしもの話。市内のたくさんの生徒がT先生の影響を受けなかった世界。
間違いなく僕は野球ユニフェチではなかっただろう!
そんな世界は・・・嫌だ(笑) 



昔は先生―生徒、という関係だったのに、10年経って再会して、いまは大人同士という立場で会話をしている。
いま受け持ってる生徒のこと。親の介護のこと。

僕らがお世話になった三年間のことも、大人の立場として、聞けた。

10年前は、先生としては経験も積んでまだ体力もあって、ノリに乗ってた時期らしい。
当時荒れていた学校を、入学したての僕らの学年から変えていこう、と張り切っていた。
で、僕らの学年は、先生たちがやろうとしたことを全て叶えてくれた学年らしい。



話題は夏の四国ひとり旅に。

どこ周ったのか、から始まり、先生が好きな場所のことまで。
僕が描いたスケッチを見てもらったら、いたく感心してくれた。こんなに絵がうまかったっけ、と。

思い出してみると、文化祭や体育大会、その他もろもろ、美術関係で結構活躍してたんだけど、
さすがにそこまでは覚えてくれてなかったようだ。まあ、僕も忘れてたくらいだからな・・・。

先生も絵を描くのが好きらしい。って、これもそういえば授業中に聞いた!と思い出した。
中学時代のことなんて、案外忘れてるもんだ。


ところで、スケッチ29枚を先生に渡した際、順番がバラバラになってたので
「すみません、直しますね~」と、その場で整理しなおしてたら、
「そういうのは家でやっとけ!紙の裏に番号と日付振って、ちゃんと整理しとくこと!」
と、笑いながらビシッと言われた。

懐かしいな、この感じ。懐かしい!




先生によると、僕は学年の中でもそこそこ目立っていたらしい。
なんせ、この学年の話題になると大抵僕の名前も出るんだと。恥ずかしい!

毎年年賀状出してるせいもあるとは思うけど、うれしかった。


思い切って、グラウンドコートを無理言って借りた件について話題にしてみた。(一応手紙にも書いた。)

「あのときは無理やり先生のグラウンドコートお借りしてごめんなさい。一度謝らないとと思ってたんです。今考えると非常識なことしたなーって。」
「ああ、そんなこともあったな。手紙もらうまで忘れてた。」

ということで、先生自体はそんな気にしてなかったっぽいけど、ともかく長年の心のつっかえが取れた気がした。
大学入ってから同じもの買いましたよ、と伝えたら笑っていた。





先生が午後に用事があるということで、会談は一時間ちょっとで終わって、先生の車に向かった。
そのときに、冗談交じりで僕はこう言った。

「あのころ、先生の事が好きだったんですよ。だからベッタベタ先生に付きまとってたんだと思います。」
「そうか~(笑)。先生のこと怖くなかったか?」

先生も自分が生徒にとって怖い存在だって、自覚していたそうで。
僕も怖かったけど、それでも、好きになっちゃったわけなんだねぇ。不思議なもんで。

冗談交じりでも、僕の心のうちを少しでも先生に言うことができて、
僕としては、今回の先生との再会はおおいに満足したものになった。


最後に先生の車で駅まで送ってもらえたのもなんというサプライズ的幸せ!
昔とは車種は違ったけど、「T先生の車に乗る」という当時の夢がこんな形で10年後にかなうとは。




たった一時間ちょっとだったけど、この記事にはかききれないくらいたくさんの話ができた。
次は、飲みにでも行きたいなぁ。




というわけで、長文にお付き合いくださってありがとうございました。

ゲイ自覚して、T先生が初恋やと気づいて、ブログの記事にも何回か書いて、グラウンドコートも買って、手紙出して。そして、ついに本人と再会することができた。なんか、不思議だな~と思うわけで。

このブログやっててよかったなと、思いました。


では、また。



(先生と写真撮っとけばよかった!)


ただいま戻りました。

みなさんお久しぶりです。ちかひらです。


7月末に四国へと旅立ち、二週間ちょっとかけて四国を一周り&スケッチしてきた。

ひとり旅自体ほぼ初めてで、しかもこんなに長い旅もはじめて。スケッチ旅もはじめて。四国もはじめて。
はじめて尽くしの旅は、予想以上に充実したもので、たくさんの人や場所との出会いがあった。

この旅を通してひとつ成長できたような気がする。


スケッチ旅についてはおいおい絵をスキャンして、僕が運営しているイラストサイトにまとめてアップする予定なので、そのリンクを貼ることにする。もうちょい楽しみにしてていただければ。
(写真ならTwitterでアップしているのでフォロワーさんはそれを見てね)



もうひとつ、旅のあとに帰省していて、中学時代の恩師T先生についに会うことができた。
そのことについては次回、ひとつの記事としてアップする予定。

お楽しみに!
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