ファースト・コンタクト

みなさんが自分以外のゲイ(とか他のセクシュアルマイノリティ)に初めて会ったのはいつですか?


「人生で初めて会ったゲイ」というのは、人によっては強烈に記憶に残ってるもんですよね。
友達からいきなりカミングアウトされただとか、SNSで仲良くなった人と喫茶店で会ったりだとか、掲示板で知り合った人とヤッちゃっただとか、いろんな形があると思います。すごく緊張して、どんな人だろうか、暴力してこないだろうか、変な人じゃないだろうか、話が合うだろうか、とか不安になる人も多いかもしれません。

僕の場合は少し特殊で、大学のLGBTサークルの集まりが初めてだったので、ファースト・コンタクトは一人というよりも大勢でした。まあ細かく言えばサークルの代表と待ち合わせしたからその人が一番だともいえるけど…(笑)
詳細はこっちの記事をご覧ください。→「はじめてあったゲイの人達


初めて会う人というのは、大げさに表現すると、ゲイの代表とも言えます。自分以外のゲイを見る機会が今までなかったわけなので、ゲイの生態に関する情報は自分以外に関してはほぼ皆無で、その人=ゲイ ということになっちゃうからです。その分、影響力が大きい。最初に会った人の生き様やゲイ活動の仕方・考え方など、強く影響を受ける場合が多いと僕は考えてます。

僕の場合は、前述したように最初に大勢のゲイやレズビアンに会いました。回想してみるに、セクマイ関係で悩んでいた僕だったけど、わりと楽しそうにこっちでの活動をしているみんなの様子を知って、「僕もいろんなゲイに会っていこう!そして楽しもう!」となんとなく思ったんだろうな。そういう意味では結構影響受けてますね、僕も。


さて、ここからが本題。

自分が初めて会う自分以外のゲイのことは記憶に残っている、つまり、逆に、「とあるゲイが彼以外に初めて会うゲイという存在にもし自分がなったら?」という状況も大いにあり得るのだ。

彼にとってのゲイの代表が自分になってしまう状況。これ、わりと責任重大じゃないだろうか(笑)
場合によってはその人の今後のゲイ活動に大きな影響を与えてしまう・・・とまあこれは考えすぎです。実際は最初こそ大いに影響を与えこそすれ、その後は色んな人と会っていくだろうし、その人自身の考えでやってくもんなので、そんなに気にしなくていいでしょう。


僕はいままで、こういう状況がたぶん三回くらいありました。どのときも、わりと真剣にセクマイについて語り合った記憶があります。そう、僕は実は(というかこのブログを読んでるとたぶん分かるけど)、ゲイについて真剣に語り合うのが大好きなんです。いつ自覚したか、中学のころはどうだったか、周りとの関係は、悩んでることは?、などなど・・・。ゲイ自覚して活動をはじめた最初のあたりとか、人と会えばそういう話題ばっかりふってました。

初めてゲイと会うってことは、その人はゲイ活動を始めたばっかりということ。即ち、ゲイについての割と真面目な話をたくさんしたいと思ってる人が多いはずです。その点が僕の話したい欲求と合致して、話が盛り上がるんでしょう。


初対面のゲイとして気を付けるべきことは何でしょうか。

僕の場合は、とりあえず“常識人”としてふるまうようにはしてます。ゲイのサンプル数がゼロなわけなので、「ゲイってこんな非常識な人たちなんや~ゲンナリするわ」とか思われた時点で僕は全世界のゲイに謝らないといけないですからね(笑)
あとは、今まで会ってきたいろんなセクマイの人との思い出とか、自分の活動の体験談だとか、そういうのを話題に合わせてたくさん出していくようにしてます。もちろんアウティングに注意しながらです。

責任はある。でも、それ以上にある種の“やりがい”みたいなものを感じるし、なにより自分自身を見つめなおすきっかけにもなると思うのです。


活動したてのゲイの人に僕が自分自身の体験談や考えていることを話す。そこには、僕が活動初心者の頃にいろんな人から十人十色の「ゲイ活動記」を聞いて、「ゲイとして生きる」うえでの勇気やら覚悟、生き方の多様性、そして楽しみを教えてもらったことに対するお返しという要素もあるんだろうなと、思います。あの時、みんなからいろんな話を聞けてなかったら今の自分は絶対にないもんなぁ。

まだまだゲイ活動歴3年未満の僕だけど、こう思うようになっているということは、だいぶ、心の面でも成長できてる証拠かな、と自分を励ましつつ、これからもたくさんの人と交流しつづけて行こうと心に誓うのでありました。


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