再考・我がゲイライフ 「優等生という仮面」 ②

こんにちは。ちかひらです。

今回も「優等生という仮面」をテーマに、引き続き書いていきますぞ!
前回は中学~高校を振り返ったので、今回は大学時代について。




高校受験、大学受験と、勉強して良い点数をとるという目標があった中高時代と違い、
大学時代は比較的自由である。そこでは優等生キャラはあまり姿を現さない…

と思いきや、全くといっていいほど僕は優等生キャラであリ続けた。


大学の講義は基本的に自分で時間割を作り、授業に出席するかしないかは各個人に任される。
そんななか、大学一回生前期では月~金まで5,5,5,4,3コマ選択し、99%出席した。
完全に高校までのスタイルが抜け切れていない。

周囲の友達はスルリと大学モードに切り替え、
あの授業つまらないから行かない、とか、面倒くさいから午後から自主休講でいいや~とか言っていた。


そういう状況下で、僕は複雑な心境だった。


せっかくいい大学に来たんだし、勉強するのが大学生の本分だから、ちゃんと勉強すべきだ。
しかし自由な生活をしている友人はそれはそれでうらやましい。
でも僕は優等生だから、マジメだと思われてるから、そんなことはできない!


大学という新しい環境、交友関係においても、いまだ優等生という仮面を引っさげたまま過ごしていた。
そして、誰もそんなこと思ってなかったはずなのに、勝手に自分で自分の首をしめ、
ストイックな生活をしていた。

というのも後々思うことであって、当時は疑問には思わなかった。


この時期を回想するといつも、「優等生」というのは仮面なのか、はたまた中身の自分なのか、わからなくなる。

たしかに優等生キャラというものを背負って自ら息苦しさを作り上げていた。
しかし、授業を受けるのは大好きなのでそういう面では全く苦痛ではなく、むしろ自主休講するほうが苦痛であった…。





そして、大学といえば、いよいよ恋愛が本格化する。

クラスメートの女子と入学すぐに付き合ってすぐ破局した友人もいたし、
落ち着いた関係を作り上げていた先輩もいた。


僕は、すでに出来上がっていた優等生キャラの恩恵か、いわゆる「恋愛話に疎い人」として認識されていた。
野球サークルなどの猥談が多いコミュニティでも、僕はそういう話に加わらないことが多かったし、それで許されていた。

一回生の夏、そのサークルの合宿があった。
遠方へレンタカーで向かい、その先の地元の女子高生の帰宅途中の列をすり抜けた。

なんてことはない光景。
しかしその時車内の同級生や先輩が、女子高生の太ももやらなんやらについてふいに盛り上がった。
その話は突如僕にもふってきた。


不意打ちだ!僕は完全に意識の外で、無防備すぎた。
なんとか話をあわせて返答するのに、タイムラグがあった。


特にそれについて他メンバーから何か言われるようなことはなかったけれど、
僕の心のなかに、何か根本的な、他の男子と違うものがあるという疑問の芽ができた、と思う。


その二年後、はがれかかったボロボロの仮面を無理矢理に顔にあてながら、
このサークルの同級生と後輩の何気ない一言によって、僕はゲイを自覚することになる…。


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