煩悩遍路D日目「日記」―菩提の道場―

D日目

6月18日(土)

朝8時起床。
全身が筋肉痛。緊張感が途切れたからかもしれないな。
会社員の彼は休日返上で仕事へ向かっていった。いつかお遍路へぜひ。

荷物を整理する。心の整理はまだできてないけど…。

帰る日常があるからこそ「旅」がある。
悪い意味での旅慣れはしたくない、そんなことをリクくんと話していた。

でも、日常に戻りたくないなー。
今回は「結願」という外的ゴールが無い分、心の整理がしにくい。

全部回りきることにこだわるのが悟りとは対極なんだよという昨日のオーナーの言葉が頭をよぎる。心を休ませるはずが、ただ距離を稼ぐことばかり考えるようになってしまった自分の気持ちを一旦区切るため、今回は帰るのだ。


宿を去る。
リクくん、今度こそ、もう2度と会うことはないだろうけど、楽しかった、ありがとう。
ヒッチハイクでの結願、うまくいくといいね。


昼までの時間、ゲストハウス用に道後温泉の絵を描く。
やっぱり現地でのスケッチはいい。暑い日差しが足を焼く。

「道後の町屋」カフェにてコーヒーと昼ごはん。コーヒーの絵を描くなんてオシャレなこともしてみた。小さなスケッチブック、ボールペン、灰色のコピック。これ、いい。
そして、絵を描いていて幸せに感じる自分が嬉しい。


この旅で、たくさんのお接待や人のあたたかみをもらった。
地元の人から。遍路仲間から。

このお礼はこれから出会う人たちにつなげていきたい。
他人への感謝の気持ちの連鎖で世界はきっと良くなる。


そして、もっと人と関わっていこう。ハードルを下げて、気楽に話しかけてみよう。
人と人との関わりが、出会いが、面白いことに発展していくはず。

自己完結しがちな自分が、一番変わった、変わりたい部分はここかもしれない。

───

日和佐から松山まで、18日間におよぶ2回目の区切り遍路を終え、
僕は四国を去った。


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