大きい存在

僕がゲイコミュニティーで活動を始めた時期の初めの方から仲良くしてくれている40代くらいの人がいる。
その人とは、このブログで以前書いたけど、祇園祭の時に実際に初めて会った。今回で3回目。

ずっとまえに記事にしたきりなにも報告してない彼氏(仮)に会えたのはその人のおかげ笑
(ちなみに彼氏(仮)はおそらく彼氏(真)にはならならない感じですw単なるいちゃいちゃできる友達…な感じだなw)


そして先日、その人とはじめて2人きりで話す機会ができた。
…というか、僕から連絡をとって機会を作ってもらった^^


その人は仕事が忙しいので23時くらいからだったが、マンションにお邪魔した。


僕は普段、大学のLGBTサークルで同年代のゲイ仲間とは会って色々他愛もないことを喋ったりしているけど、
そこには当然、上の世代の人はいない。
いろんなことの相談相手になってくれるような人が。


で、意を決してその人(Sさんとしましょう)に連絡して、話しに行ったわけ。

---

相談と言うよりは、なんとなくこれからが不安というか、
自分がどうなっていくのか・どうしていけばいいのかがわからなくて、
Sさんの経験談を聞きたかった感じかな。



まずは、親にはカミングアウトしているんですか?からはじまった。

Sさんはカミングアウトはしていないらしい。でもおそらく親は気づいているそう。
でも、「ぼんやりと気づかれている」と「カミングアウトする」とは決定的に違うらしい。
言ってしまうのは、契約書に判子を押すようなものなんだと。
「ゲイである息子」というものをつきつけてしまう。


学生時代にオカマっぽいと言われていたこと、
男性に目が行く自分と「同性愛者」とが結びつくまでに時間がかかったこと、
本屋でゲイ雑誌をみつけて、自分だけじゃないんだ、と安心したこと、

ひとつひとつがグッときた。



ゲイ仲間の作り方は、今と昔とで全然違うものになってきているらしい。
今でこそ、ネットの掲示板やSNSを通じて知りあえるし、頑張れば数時間後に会うことだって可能だ。

でも、当時はゲイ雑誌の掲示板で近場の人を探して、手紙を出して、
連絡するのにも1週間以上かかる。

だからこそ、よっぽど相性が悪くない限り、ひとつひとつの出会いを大切にしていたそう。
特に田舎ではめったに会えるもんじゃない。
今はある意味軽い、とSさんは言っていた。
でもそういう簡単に出会える便利なツールがあるが故のことだし仕方ないよね、とも。
それが悪いというわけでもないし。


また、Sさんがノンケの同僚を好きになったときのお話(ノンケはノンケだということ)、
勢いで好きだと言ってしまったこと、
一時期、ノンケになろう!と思ったけど無理だったことなども興味深かった。
へ~、いろんな経験されてたんだな。

ゲイとして活動し始めてからどういう友達ができたかとか、昔いた相方とのお話とか、
Sさんの半生をずっと聞いてると、自分はどうなっていくのかな~と考えてしまった。


結婚についても、
女性と結婚して、もしかしたら女とでも行為が行えるかもしれないし、
家庭を築くっていうのは性的な話だけの問題じゃないから、世間体も加味すると、
ゲイ同士で暮らすよりも居心地の良いものになるかもしれない、と。
そのへんは各個人が考えなくちゃならないし、人による。

色んな考え方があるんだな~。



僕はまだゲイと気付いて1年くらいしか経ってないからゲイとはなんぞや、とかがぼや~としていて、
それに伴って、将来のことも予想がつかない。ロールモデルが少ないのだ。

そんな僕にとって、Sさんは人生の先輩である。
今回話したことで色々と心の中に残った。
これからの歩む道のうちの一例を聞かせてもらって、とても勉強になった。

正解なんてないけど、自分にとってベターな道を模索して進んで行こうと思えた(^o^)丿
まずはゲイライフを楽しむこと!
せっかくゲイに生まれたんだから!←え

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親に相談できない内容なだけに、自分ひとりで抱え込んで思いつめてしまいがちだけど、
親以外の大きい存在にじっくり相談できたことは、これからのゲイ生活に大きなプラスとなると思う。

自分より大きい存在ってのは大事。頼ったり甘えたりすると不安は自然と和らいでいく。

また話しにいきます!ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ


というわけで、心も身体もw満たされた一夜でした。
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コメント

まっとし #G3xv5MFg

こんばんは

こんばんは
コメント有難うございました(^・^)

僕も高校2年の時
ある日突然自分はゲイじゃないかと思った時は悩みましたねぇ
勿論否定はしました
自分の鈍感さに呆れもしましたね
将来の生活の事
家族や親戚の事
まぁ色んな事が頭をよぎりました
元来僕は事後報告型なので
内心はともかく、親も僕の行動や考えには余り干渉はしませんでした
いわゆる結婚適齢期の頃は時折話題にも上りましたが
ある時期を過ぎると特に何も言わなくなりました
母親や姉同士の間では僕が結婚しないのは何故か?と話題になっていたようですが(^^;
それは姉たちの結婚生活を見て幻滅したからだろうって事に落ち着いていたようです
でも確かに仕事も忙しくて恋愛どころではなかったのも事実ですが
多分女の勘で勘付いていたんだと思いますョ
自分からカムアウトしてたら恐らく仰るようにダメ押しで
逃げ場のないショックを受けていたと思います
それよりも「しっかり者の息子」や「弟」の方が価値があったのでしょう
僕は正直男と付き合ったのは数える程度で
高校までは女の子ばかりでした
家にも男女の友達連れてきてたので
親もテキトーにやってるんだな程度には思ってたでしょうね
幸か不幸か家族を早くに亡くしてたので
結婚について折り入って何かを言われる機会ももうないでしょうが
4年前に亡くなった母親には内孫を見せてやれなかった事が心残りで
いまだに葛藤の種です

2011年10月22日(土) 23時18分 | URL | 編集

ちかひら(管理人) #-

Re: こんばんは

> まっとしさん

こちらこそ度々ありがとうございます^^

やはり自覚した当初は悩みますよね。あのころの精神状態はやばかったです。
結婚のことを色々言われはするがそれ以上になると言われなくなる、というのはよく聞くのですが、
親もなんなと理由を考えて諦めるんですね。

気づかれてはいてもお互いはっきりとは言わない、というのがちょうど良い距離感なのかもしれませんね。
でも、おそらくこれからも悩み続けるだろうし、答えもないんだろうなと思います。

2011年10月22日(土) 23時34分 | URL | 編集

こうた #m1TSshwM

ちかひらさん

 こんばんは。お久しぶりです。
 身内でも彼氏でもない関係だけど、相談できる相手がいるのはすごく良いことです。自分にもそういう大切な人がいて、落ち込んだときや恋愛相談をしたいとき、時々会いに行っています。
 確かに自分もノンケの上司に勢いで「大好きです」って言ってしまったことありますけど、=カミングアウトではないんです。ぼんやり気付かれてるのとカミングアウトすることは、全く違うと思います。
 学生時代にオカマっぽいと言われていたことや、男性に目が行くのは自分が「同性愛者」とは思わなくて、成長過程での自然なことと勝手に思っていましたから、その先輩さんと同じなので、すごく気持ちが分かりますね。一生懸命女の子を好きになろうと努力した時期もありましたが、やっぱり無理でした(笑)。
 
 彼氏もいいですが、そういう人こそ大切にしてくださいね。

2011年10月23日(日) 18時10分 | URL | 編集

ちかひら(管理人) #-

Re: ちかひらさん

> こうたさん
コメントありがとうございます^^
こうたさんにもそういう頼れる存在の方がいるんですか~。本当に、助かりますよね。
自分と同じ境遇で人生経験豊富な方なので、お話を聞くだけでも勉強になるし、ハッと気づかされることも多いです。
最近、カミングアウトを軽く考えるようになってきてしまっていたので、今回話をして、
改めて考えなおすことができました。
おそらくSさんとこうたさんは同じくらいの世代ではないかと思うのですが、
そういう方々とこうして交流できることに感謝したいです。
こう考えると、ゲイでよかったなと思います。

2011年10月24日(月) 21時11分 | URL | 編集


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